いよいよ教習も終盤に近づいてきました。あと2~3回くれば二段階見極めというところまできました。
今回の相棒(教習生)は何回か前に一緒になった18歳のメンズ。1回しか一緒になってませんが、少しでも知ってる人がいると気持ちがだいぶ違いますね。
さて、今回は急制動を仕上げてから卒検コースのBコースをじっくり回っていくそうです。一回やったきりずーっと練習の機会がなかった急制動。「待ってました!」って感じです。
急制動を仕上げるコツ
自分はずーっと急制動に課題がありました。それはブレーキをかけるのが早すぎる&構えるのも早すぎる点です。
何度やっても制動開始位置よりも早くブレーキをかけてしまいその度に注意されてきました。
今回はそれを克服します。
まず手をかまえるのが早すぎるのを矯正していきます。これは減点項目でもあるのでしっかりと制動開始と同時にかまえないといけません。
ブレーキ開始の練習として車を運転中に先にある目印を決め、その目印を停止開始位置に見立てて、そこを通ったらブレーキ(を踏む真似)をしてイメトレに励んできました。危なくない場所、交通量の時に限りますが。
もう一つの課題として40kmにするのが遅すぎる点を矯正します。スピードを上げるのが遅いせいで「やばい!もう制動開始だ!」となってわちゃわちゃーっとしてしまうので色々と失敗するんじゃないかとセルフ分析していました。
なので序盤にバァーっとスピードを上げてしまい、後半はブレーキ開始のみに集中する。みたいなやり方に変えようと思っていました。
直線の後半にはもう40km出ていて維持するだけなので制動開始に集中でき、手のかまえも余裕をもって行えるという寸法です。
実は教習外でずっとこれを考えて、イメトレをしまくっていました。実際にやってみると・・・うん!なかなかいい感じです。
相棒は何度もスピードが出ていないと教官に注意されていましたが、最後までスピードが出せていませんでした。後で聞くとメーター上では40km出ているのにランプが光らないみたいなことを言っていました。そんなこと卒検で起きたら絶対泣いちゃう。
教習車のクセ
ここまで酷いのはもはや故障だと思いますが、教習車ごとに結構クセがあります。今回自分のスーフォアは2速に入れにくくニュートラルに入りまくります。もちろん自分の操作が未熟なせいもありますが、明らかに他のバイクとは異質なギアの入れにくさ。とはいえ、ブレーキのききがものすごくよくて急制動は上手く止まれる感じです。
また、二段階に進んだ人&卒検専用のバイクがあるのですが、それはエンスト防止のため?なのか分かりませんが異様にアイドリング時の回転数が高くなっています。
教官も「卒検バイクは回転数高めだからぁ」と仰るぐらいですから、本当に高い。一本橋でもクランクでもアイドリングでずいずい早く走っちゃうので低速を作るのがすごく難しいです。
ですが、バイクは悪くないですね。操る人間が癖を見抜いて上手に操作してあげれば何も問題ないわけですから。
そんなこんなでとりあえず急制動は無理なく止まれるようになり、教官も問題ないですねーとのこと。とりあえず今日のところの課題はクリアって感じです。
それにしても、やっぱりシミュレーションではなくてバイクに乗る教習は楽しいな~。最初の頃は立ちごけしまくって泣きましたが、今となっては良い思い出です。今の俺は・・・スーフォアと一緒に風になっている!!!
卒検コースB!
茨城県自動車学校の卒検コースはAとBがあります。実はすごくイージー設定で、あまり複雑な違いはありません。このコースを考えた人はたぶん教習生の真の味方か凄いめんどくさがり屋のどちらかだと思います。
コースを覚えるのは簡単ですが、実際のコースはやることも多く難しいです。たぶんしっかりと法律に則ってやらなきゃいけないことを淡々と配置しつつ、教習生が受かりやすい限りなく覚えやすいコースを考えたんじゃないかと勝手に妄想しました。
すでにスーフォアと一体になって風になっている私に敵はいません。教官に既にコースは覚えたと言ったらなぜか先頭を言い渡されたのでコースをぐいぐい進みます。
右折!
左折!
ヒャッハー!
と調子に乗っていたら丁字路で左に四輪が。あちらが優先なので待っていると、通り過ぎる前に停止してしまいました。
なんかあって譲ってくれたのかな?と思ってブイーンと進みだし30メートルくらい進んだところで後ろから教官が鬼の形相で追いかけてきます。
何事!?!??と思いビビリ散らかして停止すると。
教官「今のは重大事故になる危険性があります!優先車がいる場合絶対に行かないでください。」
ビビリ散らかした私「え!?すみません、譲ってくれたと思っていっちゃいました!」
教官「うるせぇ!!!口答えすんじゃねぇ!!たぶん操作をミスったんでしょう。ああいう場合は優先車を行かせてください。少しでも危険がある場合、必ず停止してください。」
私「はーい(風になるとかふざけてた報いやな)」
普段から車を運転していると、優先車判断の基準がどうしてもおかしくなりがちです。卒検では特に気を付けないといけないですね。相手が止まっているから、すごく遠いからという理由で発進してしまうと、優先車判断誤りとして目ん玉が飛び出るほど減点されます。
具体的には20点も減点されます。一撃でこんなにもってかれると、もはや合格は難しいかもしれません。
なので、心に決めました。
視界に一台でも車がいる限り、ワシはてこでも動かんぞ!!!!
少し大げさかもしれませんが、優先車判断の基準がバグってる私にとっては相手がどこにいたら進んでいいかがもはや分かりません。なので今後は少し遠くにいようが、停止していようが絶対に進まないように心に決めました。
どんだけ待とうが、後ろが渋滞しようがワシは動かん!!!!(これはこれで減点されそう)
卒検Bコースを終えて
二輪の卒検BコースはAコースとほぼ変わらないと言っても交差点の忙しさが増す構造になっていて、Aより難しく感じました。それでも焦らずキチンと覚えて行けばコース間違いはしなそうです。と言っても焦らずってのが難しいんですよねぇ。
卒検コースを行くだけで、緊張してしまって大変でした。次回はシミュレーションからの学科です。それが終わるといよいよみきわめ。どんどん卒検の時が迫ってきています。
あ~考えるだけで緊張してきた・・・。やだなぁこの緊張しぃな性格。
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