バイク教習 スラロームでの減点や一発中止項目とは?

二輪卒検一発中止・減点項目シリーズ

二輪教習でスラロームが苦手という方は多いです。今回は、コツなどではなく「何をしたらスラロームで減点、一発中止になってしまうのか」をテーマに書いていきたいと思います。ちょっとした勘違いから一発中止だと思い込み、諦めてしまって卒検不合格になる方が結構いらっしゃいます。
減点と検定中止の違いを知れば、一歩検定合格に近づくというものです。

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スラロームのおさらい

一般的にはスラロームと呼ばれていますが、正式名称は連続進路転換コースと言います。確かに漢字の通りなんですが、わざと小難しくしてますね!!

4.5メートルおきに立っているパイロンを右に左に避けながら走行します。暴走族のヤンキーがやってるような蛇行運転とはちょっと違いますが、イメージとしてはあんな感じです。

普通二輪(旧中免)の場合は8秒未満、大型の場合は7秒未満の通過が目標タイムに設定されています。タイムは入り口に前輪が入ってから計測スタート。出口に前輪がさしかかるまでを計測します。私は後輪が出るまでがタイムだと勘違いしてました。

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バイク教習 スラロームでの減点項目とは

この課題にはたくさんの細かい減点項目が設定されています。減点で済むのか、一発検定中止なのかの違いを覚えておくのはかなり大切です。減点で済むところを中止だと思い込んで投げやりに運転しないためにもしっかりと理解しておきたいですね。

スラロームの減点項目:指定時間不足

スラロームには目標タイムが設定されていることは触れましたが、普通二輪で8秒、大型二輪で7秒を超えたら1秒ごとに5点減点です。例えば普通二輪だと、8.3秒でも8.9秒でも同じ5点減点です。

この辺りが急ぎすぎるのもよくないよと言われる理由じゃないかなと思います。結局、作戦として8.9秒(5点減点)でいいやと考えられれば気持ちにかなり余裕が生まれますからね。

減点項目:接触(小)

バイクの車体(エンジンガードも含めた)がパイロンに軽く接触した場合に接触(小)20点減点を取られます。減点の中では一番重い20点減点なので、これをやらかすと一気に合格の可能性が低まります。スッとする程度でも当たれば接触です。

接触には小と大があり、小は減点で済みますが大は検定中止項目になります。後程書きますが、何をしたら小、何をしたら大かは公にされていません。一般的には擦った程度なら小、パイロンを倒したら大という認識が多いみたいです。

スラロームの一発検定中止項目

一本橋に並んで卒検中の一発中止や減点が多いのがスラロームだそうです。特に一発検定終了にならないように作戦を立てていきたいですね。

卒検中止項目:通過不能

スラローム中に正しく左右に行けなかったり、曲がり切れずに1個飛ばしたりしてしまうと通過不能を取られて一発終了です。正しいルートを取れない時点で通過不能になります。

他にもスラローム中のエンスト、足つきも通過不能を取られますので気をつけたいですね。

特にエンストは課題中以外は減点で済むことが多いので勘違いしやすいですが、スラローム中のエンストは一発で不合格になってしまうので特に注意が必要です。

卒検中止項目:接触(大)

接触小がカスッたぐらいだとしたら大はコーンを倒すほどの強い接触です。

ちょっとぐらいぶつかっただけで大げさな・・・と思う方もいるかもしれませんが、教習所ではコーンを人間や車、建造物に見立てていることが多く、このコーンにぶつかるということは「事故」ととらえています。なので、接触は一番危険な行為に位置付けられているんですね。

意識としてコーンは人間だと思って運転すると、意識が高まりぶつかることは少なくなるかもしれませんね。

何度も書きますが、接触小と接触大は基準が曖昧にできています。教習所によっては当たっただけで終わりのところもあるかもしれません。特に気を付けたい項目です。

スラロームの減点、検定中止項目のまとめ

私は特にスラロームが苦手でした。何度やってもタイムクリアできたりできなかったりで安定しなくて、お情けでみきわめをもらいました。卒検でも微妙なタイムでして、下手くそのまま卒業してしまいました。

一発で終了しなければ私のように合格する可能性は十分にあります。減点と検定中止の違いを覚えて「これだけは絶対にしないようにしよう」と作戦を立てて卒検に挑むようにすれば合格率はグンとアップするんじゃないでしょうか。

実は他にも共通項目のような減点でニーグリップが甘いなどがあります。が・・・個人的にはよっぽど暴走族のような大股ぱっかーんしなければ取られないんじゃないかと思っています。しっかりニーグリップしておけば何の問題もないのでここは落さないようにしたいですね。

ではでは!ぼんじり

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